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KEY WORD

子連れ旅行のヒント

いよいよ決行します。

今回の目的地

ギリシャ(アテネ・ミコノス島・サントリーニ島 ほか

利用した航空会社

エミレーツ航空

飛行時間

関空→ドバイ(約10時間)

ドバイ→(ラルナカ機内で1時間待機)→アテネ(約5時間)

 

いよいよです。

夏のフライトは、飛行機の赤ちゃんゾーンである壁面前がだだ混み(焦)

なので早いタイミングでバシネット(幼児用ベッド)を予約します。

とにかく機内で寝てもらうため、23時30分関空発の夜便を選択。

関空では出発寸前まで空港内を走り回ってもらい

その結果、予定通り飛行機が離陸直後にスヤスヤ。

この日は隣にアラブ系ファミリーが一組。

そして驚いたのがこのファミリー、

バシネットを使わず、毛布を敷いてはじめから子どもを足元にゴロン

おー・・・これはアリ。

転がされた赤ちゃんがあまりにも気持ち良さげに寝ていたので

我が家も右に倣え。

飛行途中1度起きてしまった子どもを足元にコロンと転がしてみる。

するとドバイまでは完璧に熟睡。

ホッ。まずは成功です。

ドバイに到着すると子どもは晴れ晴れとした表情で起床。

乗り継ぎの時間が3時間ほどあったため

ドバイ空港の中にあるキッズルームへGO。

当時10ディラハム(3ドル程)でしたが

意外とショボくて長時間暇つぶしにということは不可能なり。

っで、次のフライト。

ドバイからアテネまでは約5時間

この中途半端な昼間の移動がほんと困ります。

 

空港での乗り継ぎ時間にテンションが⤴な子どもは

搭乗寸前に再びぐっすり。

そのまま寝かせられたら良いのですが

そう都合良くはいきません。

離陸の際や飛行中にシートベルトのサインが点灯すると

気持ち良さそうに寝ていようが、

お構いなしにバシネットから抱き上げシートベルトをするように

CAさんから何度も注意されます。

「えー…今熟睡して落ち着いてるのに・・・」となるのですが仕方ない。

CAさんによって見逃してくれたり、注意されたりまちまち。

そして地獄だったのが経由地・キプロス共和国ラルナカでの機内待機。

飛行機からは降りられず、

ただただとまっている機内で1時間待つパターン。

すると・・・ついに!

すっきり目が覚めてしまった子供がいよいよ暴れだしました(焦)

1番迷惑なパターンになるのを避けるため、

機内の中を散歩させたりCAさんに抱っこしてもらったりと

時間が経つのを必死の思いで待ちます。

が、お国柄なのかのんびりしていて時間が来ても出発しない・・・。

夫婦そろって疲労のモードにスイッチON。

とにかく交代しながら仮眠をとります

その当時は、スマホ機内の座席前モニターなかった時代なので

もちろん子どもは退屈です。

ひょっとしたらそういった機械類があったなら

もう少しおとなしくしてくれていたのかもと

なら思います。

機内で1番迷惑なのは、大きな奇声を発する事以外に

前の人の座席にもたれかかったり蹴ったり

テーブルをドンドンする子どもギャング。

近くの子連れファミリーの前に座った方からは

大人の忍耐オーラが…

これが数時間続くと思うとほんとストレスだと思います。

子どもだからって何でもアリじゃありませんよね。

ここは機内で1番の頑張りどころです!

出来る限り迷惑にならないよう、

最大限にアンテナをはって

長い長いフライトを乗り切ってください

長い長い飛行時間のはじまり

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持って行く派?持って行かない派?

ちなみに我が家は持って行く派。

今回は、出発前にフリーマーケットで軽量のベビーカーを

なんと1.200円でGET。

簡易タイプのものでしたが

このベビーカー旅之助号に何度も助けられることになります。

 

持って行って良かったと思ったのは

◆レストランなどで食事の時

当たり前ですが膝の上で食べさせたり普通の椅子に座らせると

椅子から落ちたり食器を触ったりととにかく目が離せません。

実際にわが子は食事中のカフェでシュガーポットを落として

割ってしまいました(親撃沈)

食べている時は荷物からも目が離せないため

ベビーカーの下に貴重品を置いて、そのベビーカーの上で

子どもに食事をさせるのがベスト。

◆列に並んでる時

バスやチケット売り場の列に並ぶ際、退屈でウロウロ・・・。

大きな荷物があり、1人がその場から離れてはいけない時

とにかくベビーカーを使って捕獲

◆突然にやってくるお昼寝TIMEに

大人と違うのは突然のお昼寝モードに突入する事。

旅行中はやはりテンションが上がり

いつも寝ていそうな時間でも元気爆発。

そのためお昼寝TIMEもこちらの予想しない時間に始まり

観光の目玉の直前にZzz。

ウエストポーチ部分に座らせるタイプの抱っこヒモも良いですが、

夏は暑くて抱っこだと子どももかわいそうです。

冷却スプレーやシートなどで寝苦しさを回避してあげて

ベビーカーで寝かせてあげましょう。

 

◆物干し代わりになったりして(^c^)

荷物を減らすために頻繁に洗濯をしながら旅をしました。

しかし部屋のレイアウトからして洗濯ロープがはれない時があり、

そんな時に荷物を載せて動かなくしたベビーカーが活躍

ベビーカーからドアノブへ洗濯ロープをはり、必要最小限の洗濯ものが干せます。

 

さらに朝イチでチェックアウトする日など、前夜の洗濯の乾き具合が微妙な時は

ベビーカーに洗濯ものを干しながら街中を観光した事も。

これは決してオススメでありませんが、

屋外だとホントすぐ乾くんです(^^;)

 

​ベビーカーはお友達

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6

子どもギャングを野に放つ

どの国にもある不思議な空間

1歳~3歳の子どもにじっとしてように言っても無理。

でも今からおとなしくしてほしい場所に向かうゾという時、

我が家では子どもを連れてココに行きます。

・・・ハトのいる広場。

アテネのシンタグマ広場

イスタンブールのブルーモスク前

バリ島のブサキ寺院前…etc.

とにかく観光の合間に子どものストレスを発散させる場として

ハトのいる広場へGOです。

広場を見渡せる場所で親はしばしの休息を。

子どもが小さい頃の旅を振り返ると、

どの国行ってもハトのいる広場で

ハトを追いかけまわし走り回ってから

移動したり観光したりしている・・・

という行動パターンがあるのにビックリ

ハトの皆さんには迷惑だったかと思いますが、

子どもにとって窮屈な移動や退屈な観光スポット巡りの前には

ハトさんと戯れる時間を

 

ほんとオススメなもんで・・・。

石とタイルの文化にケガはつきもの

観光中の、走る→コケる→すりむくくらいなら

多少は慣れているのですが

1番怖いのがテンションが上がる宿の中。

当然ながら日本と違い床が総タイル

部屋までは不安定な石の階段…という国は多い。

うーん、すでにケガの予感。

 

そして高さのあるフワフワのベッドで飛び跳ねだしたら要注意

我が子はテンションが上がって広げたスーツケースにつまずき

おでこを強打。

速攻プーっと腫れあがり見事なたんこぶに(泣)

様子がおかしければ病院行きですが

冷えピタで何とか乗り切りました。

この時、その町の病院リストを用意していたので

気持ちの上で少し安心しましたが

海外でのケガのハプニングは、焦る度合いが半端ではないので

町の救急病院リストはあった方が良いと思います。

ケガの予感だらけ

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初パスポート盗難と初海外ヒッチハイク

1番恐れていたハプニング、やってしまいました。

旅が後半戦に差し掛かろうとする頃、

子どもの生まれて初めてのパスポートを盗まれてしまいました(辛)

大失態・・・

盗まれたのはいつ?と考えると

旅之助が町なかでスケッチに夢中になっていた時かと(自分予想)

横から現地の小学生くらいの男の子が

スケッチを覗いていたことまでははっきり憶えてるのですが・・・

あーあの時かもって感覚。

盗難にあった人なら何となく

わかるかもしれません。

すぐに宿の人に相談して

島の中心から車で10分ほど走った

何にもない場所にポツンとある警察へ連れて行ってもらいました。

パスポート再発行はどれくらいかかるんだろう~

帰国日までに間に合うのかな~と不安いっぱいの中

被害届の書類が出来上がり、警察署の外へ。

宿の人が待っていてくれていると

勝手に思い込んでいた我々ですが

・・・あれっ

車いなくなってる・・・あっ宿の電話

・・・わからない(焦)

パニックになってる時ほどそんなもの。

町の中心からわかりやすい1本道を突き進んできたため

猛暑の中、トボトボ宿の方向に歩きだす旅之助一家。

島ののどかな風景が広がる道を歩いていると

町へ向かう車がたまーに通りかかる。

おっ、いけるかも

遥かかなたから近づいてくるワゴン車を

全身を使ってとめてみた…ら

何と町はずれのゲストハウスの送迎車。

とまってくれた!

事情を話すと宿の近くまで乗せて行ってくれる事に(嬉)

気持ちはブルーでしたが、

少しハッピーな気分で宿へ到着しました。

さて、

盗難の証明書類を手にしたら、次はアテネの領事館へ連絡

帰国する日がずらせない事と今いる場所、

そしていつ訪問するかをしっかり話しておきます

休日前だったり時間がギリギリになりそうなら

電話で事前に相談している事が重要

職員の方によって色んな面で

融通をきかせてくれる事があるという話をよく聞きます。

なので、突然行かずに電話をかけてから行くのがオススメです。

パスポートの再発行は戸籍謄本のコピーが必要ですが

今回はアテネから日本まで経由地で入国せず帰国するため

帰国のための一時渡航証明なるものを発行してもらい、

この仮のパスポート的なもので帰国します。

そして無事帰国日前日に手続き終了ー。

大使館や領事館は不便なところにあることが多いので

すっごい手間です。

帰国2日前以降は、とにかくパスポートは体に密着させて

持ち歩いてください。


だらだらと書いてしまいましたが

何とか子連れ旅デビューのヒントとなれば嬉しいです。

 

ではお気を付けて(^^)v

パスポート盗難に落胆

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​<旅行編>

長い長い飛行時間のはじまり
ベビーカーはお友達
走り回る子どもは、ココで野に放つ
ケガの予感だらけ
パスポート盗難に落胆
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