August
Turkey
たくさんの観光客が日帰りで通過していく「綿の宮殿」。
朝から晩まで変化し続ける白の世界にどっぷりひたひたの旅。
「パムッカレ」
ベンツに乗って到着したのは・・・
トルコの南西、パムッカレ村にある
石灰棚温泉と遺跡を見に向かいます。
移動はバス。
トルコの長距離バスは車体がすごい。
バスターミナルに向かうと、そこには
メルセデス社のバスがゴロゴロ。
当然ながらベンツの乗り心地は快適です。
カット羊肉をはさんだ
ドネルケパプピタを買い込み乗り込むと、
バスの中ではスーツにネクタイ姿の
専属乗務員さんによる恒例の
香水&お菓子&ドリンクサービスが☆
ホントここはバス旅天国です~(嬉)。
さて、エーゲ海沿いのボドルムから
長距離バスで5時間かけ近郊のデニズリへ、
さらにミニバスに乗り換え
パムッカレ村へは22時に到着。
すると、バス停の近くのBARから
「どこからこられたんですかー?」の声。久々の日本語にハッとする旅之助一家。
振り向いてみると、テラス席に
日本人バックパッカーの皆さんがズラリ。
手を振ると、中からパッカー集団の
ボス的なお兄さん登場しました。
ボスパッカーさんはすごいぜ
このお兄さん、
今トルコで旅しているパッカーさんの中では有名人らしく、
明日には3週間のパムッカレ生活に
別れを告げ、スペインに向かうらしい。
今日はパムッカレ滞在中の日本人仲間で送別会といったところなのでしょう。
そしてボスパッカーのお兄さんから
「何か困ってる事あります?」の言葉が。ありますとも~!とばかりに質問攻め。
とにかく今、お腹がすいてる事と
明後日のデニズリ空港へのアクセス
などを相談。
するとすぐにトルコ人の知り合いに
声掛けをしてタクシーの交渉。
イチオシのピデ屋さんも紹介してくれてあっという間にに色んな問題ほぼ解決。
まずは我が家の空っぽ胃袋問題に着手。
というわけで、宿から5分ほどのTRAVERTENPIDEに到着。
ボスパッカーのお兄さんが
パムッカレで出会った人の中で1番誠実だと感じた人がここのご主人なんだ
そうですよ~。
ごくごくシンプルな店内の奥では
無口なご主人がピデを
窯で焼いている姿が見えました。
今回はスープとシシケパプチキン、
ミックスピデ、さらにドリンクも
オーダーしちゃいました。
ミックスピデは、たっぷりのチーズの
程良い塩っ気がパンにしみて美味。
スープもレモンのアクセントが◎
しかもトータル15TL(安っ)。
いい感じでお腹もふくれました。
↑石灰棚温泉
遺跡↑
パムッカレ村
石灰棚を目指して
翌日、
ランチを食べた後、
いよいよ石灰棚の上にある
天然温泉プールへと向かいます。
パムッカレ村から丘に向かって
上っていくと、ゲートがあり、大人20TL。
ズンズン進むと、白い石灰が一面に
広がるエリアに到着。
ここからは靴を脱いで歩きます。
所々に白い石灰のモコモコが出現♪
するといよいよ
ひゃぁ~・・・
石灰棚の天然温泉プールです(感激)
日帰りで立ち寄る観光バスの駐車場は
丘の上の方にあるので、
下のパムッカレ村から上ってくる人は
思いのほか少なく、所々で貸し切り状態。
温泉のにおいもさほどきつくなく
なかなか快適です。
温泉に含まれている炭酸カルシウムが堆積してできた石灰華段丘。
底に沈んだ泥ははミネラルたっぷり♪
天然泥パックを楽しむ観光客にまぎれて
旅之助一家もちゃぷちゃぷ。
冬に行くと枯れ枯れの石灰棚に
がっかりしたというブログを
よく目にしますが、
この日は天気も良く温泉の量も十分で
パムッカレ日和。
いい感じです。
さて、そろそろ遺跡エリアに
行ってみましょう。
竹輪じゃないよ、遺跡だよ。
ローマ帝国時代から温泉が湧き出る保養地となっていたヒエラポリス。
ここにはその時代の遺跡があちこちに。
円形劇場も素敵ですが
ここに来た目的は、宮殿の柱と思われる
通称:竹輪がゴロゴロ沈んでいる
遺跡プールです。
ロッカーに荷物を預けて
さっそくアンティークプールにGO。
水温はぬるめなので、出た時は少し寒く
感じますが、入っている時は快適。
それより意外と深い(焦)
遺跡から遺跡に飛び移りながら
ローマ帝国時代の温泉?を満喫します。
夕暮れの石灰棚貸し切り
日が暮れると、
すっかり日帰りの観光客の姿も消え、
石灰棚もほとんど貸し切り状態に。
まぶしすぎて目が開けられなかった
昼間とはまったく違い、石灰棚の水面は
青から黄色、そしてピンクに変化。
天然のクラデーションを楽しんだら
名残惜しいですがふもとの
パムッカレ村へ戻ることに。
ツアーだと、ほとんどがここは
数時間だけの立ち寄りスポット。
もったいない。
朝から晩までいても飽きない
絶景なのにー。
パムッカレ
Pamukkale
Pamukkale Mh., Turkey
イスタンブールからデニズリまで飛行機で1時間ちょい。そこからバスでデニズリ市内→乗り継いでパムッカレ村となります。トルコ国内の他のスポットを経由してパムッカレに長距離バスで到着する人がほとんどかと思いますが、トルコ航空の+ワンフライトが使えるなら、このデニズリ便検討してみてはいかがでしょうか。宿はデニズリではなくやはりパムッカレ村がおすすめ。思った以上に治安も良く物価も安いですよ。