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子連れ旅のヒント

​<準備編>

小さな子どもを連れて行くことで、

楽しみなはずの海外旅行に少し不安と罪悪感 ・・・

旅之助一家の“解決済み初海外ジレンマ”はこんな感じでした ↓

1

​子連れの海外旅行に罪悪感のある方へ

旅のプラスマイナス

独身時代、自由に旅をしてきた人にとって、

子連れでの海外旅行はちょっと勝手が違います。

実際行ってみて大変なのはホントでした。

それプラス、出発するまでは、

気持ちの中でほんの少し罪悪感バトルが発生。

その原因は 「子どもはまだ小さいのに、親の都合で連れまわしたらかわいそう」

という周囲からのお言葉。

それはそれでごもっともなのです。

 

とは言ったものの

リスク覚悟で旅に出てほしい理由と

なかなか抜けられない罪悪感ポイント

思い出してみる事にしました。

まず、

旅は長時間の移動や慣れない環境での毎日。

小さな子どもに心身ともに無理を強いるというのが

親としてわかりやすい罪悪感ポイント

いつもと違うルールで過ごす旅先での時間は

それが一時的なものと理解できない年齢だと

負担は大きいかもしれません。

 

しかも、2歳以下の子どもの場合、

旅の記憶がはっきり残っていない事がほとんど。

周囲からは “子どもに無理をさせて連れて行っても、

旅の事なんて憶えていないのよー”

なんて言われてしまうかもしれません。

いや、言われました。

うっ。

それは=イコール記憶に残らないこの旅

意味はないっていう事なの?

​っとかいう変な溝にはまってしまいます。

しかし実際旅をしてみると

その答えはNO、

意味はありました

 

旅はいつもと違う環境でいつもと違う事をする、

親子で“はじめて”の連続です。

いい歳をした大人でさえ

旅を通して成長する事ができるのですから

子どもならなおの事。

記憶にしっかりと残っていなくても、

何かが出来るようになるきっかけが旅だったのなら

それで十分。

実際体力的に大変な思いはさせますが、

ホントに意味はあります

少し理解が出来る年齢になってから、

写真やビデオを見せ、その時の “初めての〇〇” 話を

臨場感たっぷりに聞かせてあげます。

すると、記憶にないけれど自分の体験だとだんだん理解し、

過去の自分にワクワク☆

そんな日が来ます。

 

結局負担に思う以上に得るものが多すぎて

プラスマイナス・・・プラス

旅する事で人生を豊かにし、年を重ねていく

という我が家のライフスタイルを、

はじめから周囲や子供たちに宣言。

小さな罪悪感から解放され

期間限定の子連れ旅行を楽しみましょう。

旅の計画はまず行き先選び。

初めての子連れなら、大変さを出来る限り回避できる旅行がしたい。

でも、定番の国の中から行き先を選べなかったら・・・

家族旅行の定番の国とホントは行きたい国

2

人気の国には理由がある

はじめて子連れで国外脱出を計画した頃

インターネットでいろんなサイトを見ました。

「子連れ海外旅行オススメの国ランキング」や

「行先選びのポイント」、

「子連れにやさしいホテルベスト10」的な記事を。

まずは行き先を決める検討材料をサクッと検証してみた。

 

1.フライト時間

1~2時間・・・・ソウル、済州島

3~5時間・・・・グアム、サイパン、セブ島、台湾、香港

6~9時間・・・・シンガポール、バリ島、ハワイ、オーストラリア

10~13時間・・・アラビア半島、ヨーロッパ

もちろんですが直行便or経由便で大差あり。

個人的には、中途半端な昼のフライトで4~5時間の都市より

夜便で6~9時間の都市にして朝から行動するのがオススメ。

あくまで好みですが。

 

2.時差

ある程度生活リズムが出来た頃の子どもがいると確かに時差は不安材料。

理屈の分からない子どもは体内時計を止めたり進めたり出来ませんから。

時差無し・・・韓国

1時間程・・・グアム、台湾、オーストラリアの西側あたり

2時間程・・・東南アジア・ミクロネシア

7~8時間 ・・ヨーロッパ

また、アメリカ大陸14~17時間など別格の時差あり。

今までの経験では

体調や睡眠のタイミングで時差ボケはあったりなかったり。

意外と気にしなくていいかもしれません。

3.ホテル

大型ホテルが前提なら

スライダーのある子ども用プールやキッズプログラム、

保育施設やキッズミールの充実などをチェック。

何歳まで、そして何人まで添い寝無料の料金設定があるかも

予算を抑える重要項目です。

それをふまえ、家族連れにやさしい最適なホテルを探し出し

そのホテルがある国へ行くという結論もありです。

子どもがある程度一緒に街歩き出来る年齢になったら

街中のビジネスタイプの宿へ。

疲れたら何度でも徒歩で宿へ戻れるのは

街ブラ旅の絶対条件です。

まだあった・・・問題が。

いてい上記の内容をふまえて

年齢別に検討するのが基本形

でも実際の所、飛行時間や時差以上に

空港から市内への移動時間などが重要かなと思います

空港からの交通手段が事実上タクシーのみで

しかも所要1時間以上かかるという都市と、

空港から電車で15~20分の都市では疲労の度合いが違います。

さらに、これは避けられませんが

家から空港までの日本国内の移動が通勤時間とかぶり

1番疲れたって話もよく聞きます。

いっぱいありますね、大変ポイント。

近くてホテルに日本語スタッフの多いグアム

機内1泊でリーズナブルに高級ホテルに宿泊できるマレーシア

治安の良さとアジア脱出感が味わえるオーストラリア

人気の国にはやはり理由があるんですよね。

結局我が家はどうするの?

子ども中心に考えると、

ホテルステイを楽しむタイプのアジア旅かなと思いつつも

残念ながら、その当時の旅之助夫婦には

旅の楽しみをホテル依存するスタイルに

あまり共感できず

計画&思考が一時停止・・・。

結局悩んだあげく

シンプルに自分たちが今1番行きたい国へ行くという

ごくごく普通の選択に、

ブーメランのように舞い戻ってきました。

はじめから旅の不安材料を取り除いてしまわず、

目的地は変な消去法ではなく

直感的に選ぶ事にしました。

旅の大変さも含めて楽しんでしまおうという。

旅バカ的プラス思考回路でGO。・・・でいいんです。

というので決まったのが

夫婦一致で・・・ギリシャ。

先程の人気の行き先ラインナップは何だったの?

って話になりますが、

それこそあれです、直感です(^^:)

 

決定としましょうー

夏のヨーロッパ→暑い

直行便のフライト→無い

ホテルの予約→取りにくい

​・・・。問題は山積みですが

とりあえず準備をはじめる事にしました。

おむつ、ミルク、医療品・・・

日本製がマストなものと現地調達が可能なものなど

足し算と引き算を繰り返した、スーツケースの中身がこちら。

子連れ海外旅行持ち物リスト

3

貴重品

◆パスポート 

子ども用パスポートは5年用のみなので更新時期が大人とずれるのに注意

写真は自宅で白壁の前で撮影したもので大丈夫です。

◆現金(日本円・現地通貨) 

現金は眼鏡ケースや衣類の中、見た目は財布らしくないものに分散して持参

町歩きの際は、やはり服の下に忍ばせる定番のマネーベルトにしています。

子どもの事に気を取られて盗難に会う事があります(経験済)気をつけてください。

◆クレジットカード 

年会費がかかっても、付帯の海外旅行保険が充実しているもので。

デビットカード 

ネットで観光施設の入場券などを予約する際、

国によっては“世界のVISAカード”と思っていても

日本で発行されたVISAカードならはじかれる時があります。

そんな時VISAデビットカードならほぼ大丈夫でした。(2017年の経験ですが)

そして海外の格安航空会社・LCCのネット予約では、

クレジットカードでの決済なら手数料が1人1区間ずつ加算され

妙に高くつく場合があります(特にヨーロッパ系)。

そんな時もデビットカードなら手数料が無料でした。

◆航空券・バスなどのEチケット・宿のバウチャー

スマホやタブレットがあれば不要ですが、1度タブレットが充電切れして

焦りまくった経験から、やはりプリントした物を持つべきだと痛感しました。

◆デジカメ&メモリーカード 

もし盗難にあった時のことを考え、容量の小さめのメモリーを数枚持つのが◎

大容量のメモリーが入ったデジカメを盗まれた人の話を聞くと

ホント切なくなります。

お金では買えない思い出も、程よく分散しおきましょう。

◆ビデオ&メモリーカード

写真とはまた違った動く思い出は子連れ旅で必須です。

◆海外旅行保険 

親が旅行保険付帯のカードを持っている場合、

子どもはネット保険で最小限のバラ掛けでOK。

ちなみに我が家はヨーロッパ10日間の場合1人2000円弱です。

いざ盗難やトラブルに巻き込まれて心が折れてしまった時

日本語のヘルプセンターの存在は大きい!加入は必須だと思います

◆タブレット(simフリー)

現地の空港でフリーsimを契約してもよいですが、

日本からレンタルWi-Fiを貸りて行ってもOK。

宿やレストランさらに空港でもWi-Fiは使えますが、

不安定な時はホント焦ります。

◆各種充電器・プラグ

ビデオ・デジカメ・タブレット類など

毎日充電が必須なアイテムが多いのでプラグは3つくらいあるとベスト。

100均のでも十分です。

洗面・医療品

◆シャンプー・リンス&ボディソープ&洗顔料

ホテルのランクによって必要なしのものも(旅之助一家は全て必要でした)。

水質によって石鹸があまり泡立たない国があるので少し重いですが

ボディソープを持参。これは洗剤にもなるので最後は使い切って帰国できます。 

◆化粧品・日焼け止め

飛行機の機内持ち込み可能サイズのセット

スーツケース用セットに分けます。

日焼け止めは、海外ものでヒリヒリしてしまった事があり、日本製を推奨します。

◆虫よけ・虫刺され

夜に屋外で食事をする時はやはりあると安心

子供用に刺された時のかゆみ止めシールもあるといいです。

◆薬・医療用品

かぜ薬・下痢止め:乗り物の酔い止め・バンドエイドなど持ち歩き用とスーツケース用に

分けておきます。熱さまシートは、子どもが暑くてぐずった時に貼ってあげるとご機嫌に。

 

衣料品

◆速乾性のTシャツ・薄手のパンツ・薄手の長袖トップス・下着

とにかく素材が乾きやすい事が重要

◆子ども用甚兵衛・ゆかた

現地の小さなお祭りに行く際テンション⤴

不思議とこれがきっかけで地元の人とも仲良くなれたりします。

水着・ゴーグル

折りたためる帽子

◆履きなれた靴・サンダル

中級ホテル以下ならシャワーの時や室内用に100均ビーチサンダルが必須。

邪魔なら帰りに捨てて帰りましょう。

その他

◆ウェットティッシュ 20枚入り少量パックを4~5個。

◆折りたたみナイフ  果物を切ったり何かと使います。

◆洗濯ロープ・子ども服サイズのハンガー  

宿によってハンガーは少ないので、軽いものを持参。

◆日本製のスーパーの袋  とにかく海外のものと袋の厚みが全然違いますから。

◆粉末ポカリスエット ミネラルウォーターに溶かして冷凍して持ち歩きます。

お土産 100均の扇子など、チップを渡すのには失礼かなと思う人へのお礼用に。

◆速乾バスタオル・タオル

タオル類は宿にもありますが、帰りにワレモノのお土産を保護する為必要。

◆各種控え

パスポートコピー、パスポート用写真予備、盗難時の連絡先一覧など、

ただの紙だと思わず、心強いお守りとして。

◆筆記用具

使用する以外に、特に東南アジアなどでは粗品のボールペンなどが人気で、

日本では微妙なデザインのものでも

チップ代わりに差し上げると、意外にも喜ばれます。

赤ちゃんグッズ

◆粉ミルク

スーツケースにジッパーに入れた日数分の粉ミルクと

持ち運び用ミルクケースがあると便利

◆ほにゅう瓶×2本

我が家は途中で貴重な1本を割ってしまうハプニング有り(悲)

いつもはガラス製ですがひとつは軽く割れない素材のものにしてもいいのかも。

◆水筒

これは重いですが、がんばって熱湯を長時間保温できるものを持参してください。

朝に宿で、午後はレストランやカフェなどで熱湯を入れてもらい、

ミルク用に持ち歩きます。

◆ストローマグ

ベビーカーに引っかけておくものがあると良いです。

◆離乳食

飛行機会社でも用意してくれたりしますが、結局怪しくて食べませんでした。

やはり日本製がいいと思います。

粉末をお湯でもどすタイプとレトルトものと両方それぞれ使い分けが必要。

◆食事用エプロン・フォーク・スプーン

プラスチックのMYフォークMYスプーンだけ持参

レストランの食器類に興味を持ち出すとちょっと厄介ですので要注意です。

◆体温計・爪切り・医療品

やはりそれなりにケガはしました(>.<)荷物になりますが

医療品などはしっかり持参するのがオススメ。

3歳以上で長時間の船やバスの移動があるなら

子供用の酔い止めもあると安心です。

◆おむつ・おしりナップ

スーツケースの3分の1を占拠するおむつ。

ものすごく荷物になりますがこれは無条件で日本から持参

結局帰りにはほぼ無くなっていますから

衣料品

いつものお出かけ時の感覚で良いのですが、

洗濯しながら旅する事を見込んで枚数は少なめに。

飛行機の中やバスの殺人的なクーラー対策として

真夏でもフリースに近い防寒具が1枚必要です。

帽子は忘れたりいつの間にか落としたりする可能性が大なので

予備を持参

もちろん現地で調達しても旅の思い出になります。

ベビーカー

邪魔だという人もいますが、疲れて寝てしまった時

ベビーカーがなければ夏場は地獄です。

◆おもちゃ

飛行機会社が用意してくれるおもちゃを期待していると

お国柄の違いでまったく見向きもしないという事も。

子どもは狭い飛行機の中でおもちゃを何度何度も床に落とします(疲)

周りの人に迷惑にならないように

音のしないおもちゃが良いです

◆保冷バッグ

保冷剤代わりに冷凍したドリンクやゼリーを入れ、

冷えていないと食べにくいものなどを入れて持ち歩きます。

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