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India

なんて素敵なインフラ施設 (^o^)

北インドで階段まみれの巨大井戸を発見

「チャンド・バオリ」

JANUARY

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野良牛はどこへ

経済成長で、激変してる事が予想される

14年ぶりのインド

初の年越し旅です。

北インド・ジャイプルから2時間程の

交通の便が微妙な場所にある

アバネリ(アブハネル)村

その小さな村にある巨大階段井戸

チャンド・バオリを目指します。

久々のインドで驚いたのが

観光スポットでのインド人観光客の多さ

昔は、よほどの富裕層でない限り

インド人が旅行しているなんて見なかった。

そして首都デリーに野良牛…いない

衝撃でしたが、デリーを離れて行くと

野良牛、野良猪、野良ロバ?次々と登場し

ある意味安心しました。インドはこうでないとね。

さて、目的地までは

大音量のインドミュージックが流れる

長距離バスを乗り継いで・・・

っというのが楽しみのひとつなのですが、

なんせ今回子供たちは初インド。

カルチャーショックを最小限におさえるため、

現地デリーの旅行会社

シゲタトラベルさんで車を手配。

これ、安くて親切で

めちゃめちゃ正解でした。

実は数日前

アグラからジャイプルに向かう途中

ここアバネリ村に立ち寄った旅之助一家。

村への道に迷って

到着時はすでに日が落ちていてがっかり。

とっても不気味な雰囲気(>。<)で

ロクな写真も撮れずテンション⤵

 

ゔっ・・・(悔)。 

というわけで、ここまで来たからにはと

旅行の日程を急きょ変更

本日はリベンジでやってきた次第です。

今日こそはと

明るい午前中にジャイプルを出発。

1時間半程で分岐点の村シカンドラ

通過し、幹線道路から田舎道へ進みます。

地元でも、この階段井戸の存在を

知らない人がいるようで、

何度も場所を聞きながらようやく到着

 

周りは小さな集落があるのみで

私たち以外観光客の姿は・・・ナシ。

個人で行く方は、

客待ちリキシャーや

乗り合いジープをあてにしていると

「帰られへんやん♯」なる恐れアリ。

気をつけてください、

ほんとうに。

​夕刻は不気味な階段井戸

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​映画の中でも不思議感満載

さてさてさて

2006年、インド・アメリカ・イギリス

合作映画『The Fall(落下の王国)』

のロケ地にもなったこの階段井戸。

映画は、13の世界遺産を含む24か国で

約4年もかけて撮影が行われ、

非日常的な映像美が印象的な大作。

ストーリーを上質の世界観で包んだ

この作品の中にあって、

幾何学模様のようなこの階段は

インパクト大。

映画観て感動した人、

絶対探して来てると思う、ここまで。

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さぁさぁ、入り口に近づいてみると

お約束の公式ガイドを名乗る人物が登場。

「ここは入場料とかではなく、公式ガイドと

まわらないといけないシステムだ」と

食い下がります

インドってホントこのパターン多い。

きたな!っと戦闘モードの旅之助。

ファイティングポーズのまま

断ることも出来たのですが、

交渉していると・・・あれっ?

意外と素朴で悪い人じゃなさそうだぞ。

こんな田舎町で、1日何人来るかも

わからない観光客を日々待ち続けている

・・・そう思うと(考)。

 

緊急夫婦会議の結果

怪しいことは怪しいけれど、

ガイド頼んでみるかーという事になる。

旅之助が支払ったのは公認ガイド?付きで

100RS+ビデオカメラ持ち込み代30RS。

後に調べると基本入場は無料

ビデオの持ち込みだけ25Rsが必要。

・・・ビデオ代はおおよそホントだったのね。

ただ今から思うと、

ガイドさんと一緒だったからか、柵の中の

下の方まで入る事ができたんです。

説明も一生懸命で、このガイド料なら

高くなかったなーと感じました。

​階段まみれに大満足

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ちなみに「バオリ」とは階段井戸のことで

ここは1200年以上前に造られたもの。

3,500段ある幾何学模様のような

階段を見ると一家全員テンション⤴

階段のひとつひとつの高さは

さほどでも無く怖くありません。

あっちの階段だこっちの階段だと

走りたくなる子どもの気持ちがわかります。

もー何なの。階段ウロウロ楽しい♪

ってなる。

北インドの旅といえばタージマハル

などの有名スポットも良いですが、

ここも全然世界遺産に負けてない

オススメですよー。

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チャンド・バオリ
Chand Baori
Abhaneri 303313,India

ジャイプールからローカルバスで

行くなら、2時間ちょいで

シカンドラという町に到着。

そこからは乗り合いジープなどもあるようですが

リキシャーと往復での交渉がベスト。

ほんとに田舎なので、村の治安は

そう悪くないと思いまが、

行くならくれぐれも明るいうちに。

ちなみにこの近辺で間違っても

宿なんて期待しないでくださいね

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