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JANUARY

India

母なるガンジス川の上流へ列車の旅。

毎日繰り返される祈りの儀式「アールティ」で人生初の沐浴

「ハリドワール」

ハリドワール
インドマップ

ガンガー初心者向け沐浴スポット

今回の目的は

家族でガンジス川の沐浴。

かと言って日本人に馴染みのバナラシは

町のガチャガチャ度数と衛生的な面で

初インドの旦那&子ども達には

ちょっとヘビー。

なので同じガンジス川でも

多少水の綺麗な上流のハリドワール

そしてビートルズも滞在した

ヨガの聖地・リシュケシュ目指します。

インドの新幹線は至れり尽くせり

まだまだ薄暗い早朝のデリー駅から

北東へ列車で4時間半の旅。

乗車すると

まずはポットティーサービスがあり

続いて朝食が登場。

後にこれが体調不良の原因となるので

そこは旅之助の「大人の絵日記02」

コーナーをご覧ください(悲)

日本で言う新幹線的な列車で

乗っているインド人も何だか富裕層。

旅之助が独身時代乗っていた

2等列車の座席争奪戦は

ここには存在セズ…っほ。

さらに列車を降りる際

何と、お客様の満足度を調べる

アンケート用紙が配られていました。

評価は5段階で項目はやたら多い

失礼ですがここはインド、

ちょっと意外でした。

​沐浴場・ハリキ・パイリー

予約をしていた駅から徒歩圏の宿へ移動。

いよいよガート(沐浴場)

サイクルリキシャで向かいます♪

宿の近くでつかまえた何ともか細い

おじいさんの三輪自転車のうしろに

旅之助一家4人が乗車(鬼っ)。

1.5㎞程の距離で30ルビー(約90円)

罪悪感はありますが

おじいさんはこれがお仕事と割り切る。

 

ここでビックリしたのが

このおじいさんが携帯を持っていた事。

さすがインド、その分野はすごい発達。

 

そしてガート近くに到着し、

降りてみて感じたのが町の中心地の汚さ。野良猪もわんさかです。

毎日が祈りとお祭り

さぁ

どんどん日が暮れていき

人が川の中州に集まってきましたよ~

ゥワッショイ⤴

お供えグッズの売り込みの声が響き

俄然盛り上がってきました!

 

でも驚きなのが

これが特別な行事ではなく

毎日繰り広げられるごくごく日常の

光景だという事です。

そうこうしているうちにアールティー

と言う祈り(プーシャ)の儀式が始まり

旅之助一家も、花とろうそくをのせた

葉っぱのお皿を購入し(10ルピー)、

ガンガーに流し祈りを捧げます。

土足厳禁の正面ガートから入ったため

靴を預け(20ルピー)プチ沐浴を決行。

がっつり系沐浴をしている信者の方は

流されないようにあちこちにある

鎖を持ちながらザブザブと。

そんな姿を横目に旅之助一家は

ひざまで入ってチャプ・・・

当たり前ですが1月ですので寒いです。

ちなみに昔

「岡村・東野の旅猿~プライベートでごめんなさい」のロケが行われていたのが

この場所。岡村さんが沐浴用の鎖を持って

全身沐浴していた映像が印象的でした☆

神様お供えグッズが素敵

沐浴場をあとにしようとすると

外国人の観光客にドネーション(寄付)を要求する係の人が近寄ってきます。

こういうのはあくまで気持ちなので

スルーしても大丈夫。

さて、次は土産物や屋台で盛り上がる

モティバザールへと突入です。

聖地なるガンガーの水を持ち帰る為の

容器や、神様にお供えするお花、

首に下げる布製の数珠、お香立て、

ファッショナブルなビンディ

さらに食べ物屋台などが

ぎっしり並んでいて楽しい~♪

 

ここでなぜか50ルピーもする

高級トイレットペーパーと

子どもが壊れそうな鉛筆削りを購入。

夜遅くまで町ぶらを楽しみました。

明日はいよいよヨガの聖地と言われる

リシュケシュ日帰りの旅です。

天才たちが修行した聖地

ハリドワールからさらに25㎞程上流

リシュケシュ。宿で頼んだ

ヒンズー語オンリーのドライバーさんの

車を走らせ1時間程で到着しました。

この辺りはガンガーの川幅が広く

町の印象はとっても穏やかです。

ネパール餃子のMOMOを売っている

屋台なんかあったりして

何となくネパールに近づいてきた

実感がわいてきました。

 

ビートルズやスティーブ・ジョブズなど

各分野の天才たちがヨガの修行のため

訪れていた事でも有名な町です。

世界中のヨギーニが集まるせいか

体脂肪率の低そうな西洋人多し。

 

アシュラムと言う滞在型修行道場があり

数週間のがっつり合宿形式で

ヨガを行います。

もちろん、お試しレベルの

ヨガスタジオもあり、こちらは

ドロップアウトと呼ばれていて、

飛び込みでOKのようです。

インドマップ2.jpg

有名なマハリシアシュラムと言う

修行道場があり、

ここでビートルズが家族らと

数週間ヨガや瞑想を行ったとのこと

 

そこでいろんなインスピレーションを

受けて創作活動に役立てたらしいです。天才にも生みの苦労があるのですね

ちょっと怖いかもしれない町

ドライバーさんに降ろされた場所から

ラクシュマンジュラ橋近くにある

シュリ トラーヤンバクシュワール寺院

を目指してひたすら歩く旅之助一家。

 

すれ違った修行僧らしき人が

こちらに向かって

「マリファナ・・・?マリファナ・・・?」

とつぶやいてきたので一瞬凍り付くも

天を仰ぐように祈りながら

去って行きました。

危ない人なのか

悟りを開いた人なのか見分けるのは

難しいものです(怖っ)

せっかくなので寺院の見えるカフェで

昼食をとってほっこり。

心身ともに健康になりたい

意識高い系の人が集まる町だけあって

やたらベジタリアンカフェが多かった

気がします。

意識低い系の肉食トラベラーの私たち。

ヨギーニとなって再訪したい町でした。

リシュケシュ
​ハリドワール
Haridwar
Haridwar, Uttarakhand, India

首都のデリーからの移動は列車がおすすめで4.5時間。ガート近くの宿より、少し下流の駅近エリアでガンガー沿いを物色してください。リシュケシュへの中継地として手ごろで綺麗な宿もたくさんあるかと思います。街中まではサイクルリキシャがすぐにつかまるので不自由はありません。デリーからのアクセスも良く、ガンガーの源流近くとあって比較的綺麗な川で沐浴できます。

 

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