August
Greece
ギリシャ人帰省ラッシュのドデカニッサ諸島へ
不便だから行きたくなる穴場な島探し
「シミ島」
今回は東ギリシャ・・・
いや、ほぼトルコでしょという場所にある
ドデカニッサ諸島行きが決定。
観光客であふれかえるエーゲ海の
島の中で、程良く生活感がある
穴場な島を探していて
たどり着いたのがシミ島。
このシミ島をはじめ
ここドデカニッサ諸島は
毎日フェリーの便がない島も多くて、
仕事も学校もある旅之助一家には
少しハードルが高い場所です。
ざっくり旅のルートはというと・・・
日本→ギリシャのアテネ→コス島→シミ島
→トルコのボドルム→イスタンブール
→日本といった感じ。
中でも今回1番楽しみにしていた
シミ島へはトルコへの玄関口にもなる
コス島経由で向かいます。
MAPで見ると
・・・おぉ・・・移動距離が結構あります。
しかも移動は船。
子どもの体力コントロールが難しい、
いやっ、自分の老体が一番やっかい。
ちなみに我が家では船に乗る際は
安いデッキ席が基本。
乗船とともに船のベンチや
ラウンジの通路などに、ゴロンと出来る
今日の寝床を確保しないといけない(焦)
しかし夏の夜便はバックパッカーも多く、
家族4人分の確保は大変・・・。
座席争奪戦に敗れたならば、速やかに
有料席を確保しましょう。
さて、アテネの港を夜出港した船が
コス島に着いたのは翌日の早朝。
さらに船を乗り継いで1時間半で、
いよいよシミ島に到着です。
するとさっそく・・・来た来た来たー!
島旅名物・宿の客引き集団登場♪
宿の写真などを見せてもらい値段交渉。
結果ナイスミドルなおじさんの宿
OPERA HOUSEに決定です♪
船での寝場所確保
宿はのんびり建築中
送迎のワゴン車で約5分。
着いてみると、広い敷地の中に
アパートが数軒並ぶ村のようで、
部屋も新しくいい感じ。
敷地のあちらこちらが建築中で
しかも急いでる感はナシ・・・。
部屋はシンプルで一応キッチンも
完備で広々~。
今日からここに2泊します。
で、まずは
宿の人がシーツを干していた場所を
拝借してお洗濯タイムです。
30分ほどで乾きそうなこのお天気♪
いいぞ、直射日光ビーム。
その後、子どもたちは周辺を探検、
旅之助が絵日記に没頭していると
いい感じでお腹がすいてきました。
では、昼食を取る場所を物色しに
港近くへ向かいますか。
宿から中心部までは教会の敷地などを
ショートカットして徒歩5~6分。
港近くに出ると、
タベルナ(食堂)が集まる少し賑やかな
エリアへ到着。
その中に、驚きのスピードで
テキパキ働くウエイターさんがいるお店
Taverna Meraklisを発見。
店の奥のショーケースには、
郷土料理の前菜や取れたて感がすごい
魚介類が並び、旅之助一家のテンション
最高潮へ⤴
さっそくタコのグリルや小魚のフライ
サガナキなどをいただきましたー。
どれも味がシンプルで美味。
後で調べるとこのお店
この辺りでは人気店だったようで
次の日も行きましたが、ほぼ満席。
海の神様、ごちそうさま♪
美味です、シミ島ごはん
じもてぃで溢れる夏祭り
食後、トルコのボドルム行き船の
チケットを買うために、港の周りを散策。
どうやら今日と明日は
島の夏祭りのようで、
観光客よりも、久々に島へ里帰りしたっぽい
地元の人がたくさんいて、何だか町全体が
ソワソワしている感じ。
写真は無いのが残念ですが、
夕方になるとどこからともなく
豪華な小型クルーザーが港に大集合。
夜になると港の周りは大盛り上がり。
日本でもありそうな射的や屋台が出て、
アマチュアバンド?が
強烈な大音量で演奏。
島の中高生は、友達と食べ歩きをしながら
楽しそうにウロウロ・・・など、
日本の小さな町の盆踊りみたいな感じ。
う~♪
このローカルな雰囲気、たまりません。
翌日、やはり晴れ。
ボートタクシーで10分ほどのビーチ
Agia Marina beachへGO⤴
ここはトロピカルな南の島っぽい
海じゃなくて、岩と濃い目の海の青が
キリリとしたビーチ。
午前中、小さな入り江に着いた時は
数人の人影があるのみ。
プライベート感がすごいー。
ただ、よくよく見るとレストランも
1軒あって、ちゃんと泳げるように
整備されています。
子どもたちは無心でちゃぷちゃぷ
旅之助はひたすら昼寝。Zzz
泳げないもんで、スイマセン。
夕方、お迎えのボートタクシーが登場。
帰りのボートの中では朴訥な
船長さんが、自慢気にスイカを乗船客に
振舞っていました(^v^)
好感持てる~
港へ戻ると、いつもはシエスタで
午後はゆったりと寝ていると思われる
地元のおじさま方(勝手に予想)が、
一生懸命今晩も行われるお祭りの
準備に励んでいました。
こんな素朴なドデカニッサ諸島、
ロードス島やアスティパレア島など
まだまだ気になる島があるんですよね。
派手さのないビーチが心地いい
シミ島
Syimi Island
Syimi Island Greece
子連れだと、港のシミタウン周辺に
行動範囲が絞られるかもしれませんが、
島自体はとても大きいです。
秘密の入り江にポツンと立つ宿なんかも
あるみたいなので、港までの送迎が確保
できるならぜひそういう場所も
検討してください。
そして、海の色んな表情が楽しめる
個性的なビーチがたくさんあります。
何日かに分けて巡ってみてくださいね。