August
Thailand
世界屈指の透明度を誇る海にダイバーが殺到。
泳げない旅之助でも幸せな時間を過ごせる、タイの離島でまったり。
「タオ島」
タイをはじめ、8月の東南アジアは
ほとんどが雨季。
「雨が1日に数回ザザーッと降るけど
毎日じゃないから・・・」と
住んでる人や旅行会社の人は言いますが、
限られた滞在時間の旅行者には
ちょっとしたお天気ギャンブル。
今回は、プーケットやランカウイ島などの
あるアンダマン海を避け、
雨季度ちょい低めのタイ湾に浮かぶ
タオ島へと向かいます。
夏のタイはどこもかしこも
↙このあたり
まずはサムイ島で初めてのタイ飯
今回は、関空→バンコクのフライトに
プラス料金なしでサムイ島までのフライト
が付いたお得なチケットを発見し上機嫌。
これによって、
体力消耗ルートである
バンコクから長距離バス+船という
選択肢は回避できました。
まずタオ島への船が出るサムイ島の
空港へ降り立った旅之助一家は
乗り合いバスで中心部にある宿へ
向かいます。
タイに来たら楽しみなのがやはりタイ飯。
この日の夜は、チャウエンロードから
少し入った市場の奥にある
ローカルレストランへ。
ムエタイスタジアム近くの
路地を入った所にある
料理写真付きMENUでお値段も明確☆
しかも種類が多いとあって
迷いまくってしまいます。
せっかく海のそばという事で
新鮮そうなイカのグリルを注文。
旅之助は新鮮でやわらかくて美味しい~と
2種類のソースを満喫しながら
食べていたのですが、
実は横で相方はテンション⤵
後で聞いたのですがこの店の
イカの生っぽさに若干引いていたみたい。
早く言ってよ~
そして大好物のココナッツミルクの
具だくさんスープ・トムカーガイ♪
トム=煮る カー=生姜 ガイ=鶏肉
の文字を読むとだいたい想像がつく
お料理なのですが、
店によって煮込み具合などでコクに
違いがあります。
このお店のトムカーガイは
ココナッツミルクにとろみがあり、
ライムの酸味がアクセントに。
完全に好みの味ですから♪思わずライスを
追加注文し、さらに食欲が加速。
ここでローカルフードの代表選手
汁なしソバのバーミーヘンを注文。
変に調味料でアレンジしなければ
子どもたちも無理せず食べられます。
辛いのがダメな娘には、
全世界共通の味ポテトフライを注文。
無理してタイ料理を食べさせると
トラウマになるかもしれないので、
ここは慎重に。
いい感じでお腹がふくれたところで
お会計400B(1,300円程)
ローカルレストランにしてはいいお値段。
でもお味はどれも安定感抜群でした~
偶然たどり着いたビーチ
この日泊まった宿の近くにある
タオ島3番目に大きな湾・チャロックバーン
カオChalok baan kao bay。
行ってみると、広々とした遠浅のビーチはなぜか乳白色。
あれー?
思っていた海と違うわ・・・と思い
ビーチ沿いのショップのおじさんに
大変失礼ながら
「もっと綺麗なビーチはありますか?」
と尋ねてみる。
するとすんなり「あるよ」との事。
しかもここからビーチ沿いをひたすら
歩けば着くらしい。
タオ島へはもちろん船で
次の日
日本人ダイバーの中では有名な
ほうぼう屋という代理店で、サムイ島から
タオ島までの船のチケットを手配。
単純に船のチケットだけだと思っていたら
宿までの送迎付きでした。
他のツアーの人と乗り合いバスで港へGO。
タオ島へはバンガン島経由で
2時間10分で到着しました。
タオ島は南北約6㎞の小さな島ですが
港の周りの海でさえ十分透明度抜群。
これは期待できそうですー。
歩きだして10分もしないうちに
遊歩道的な道は途切れてただの海に。
おじさんの言葉を信じ、
何とか腰まで水につかりながら進むと
再び板で出来た遊歩道が登場。
さらに10分ほどテクテク。
すると・・・
秘密じゃないけど秘密のビーチと
呼びたくなるような透明度の
小さな入り江が登場(感動)。
わっ、しかもレストラン?なんかもあって
西洋人が分厚い小説を読みながら
海を眺めてる・・・。
これ、タイの秘境ビーチのイメージ。
結局チャロックバーンカオから
途切れ途切れの道を歩くこと20分で
到着したこのビーチ、後で日本に帰り
調べてみるとフリーダムビーチFreedom Beachと
ちゃんと名前もありました(^^;
天然プールのような海の色と、あまり整備されていない砂浜が逆に良い♪
南国感は抜群でした。
離島からさらに離島へ
さらに離島を目指し、島の中心部である
サイリービーチエリアに移動した旅之助一家。
今回日帰りで訪れようと企んでいるのが、
タオ島の北西に浮かぶ小島ナンユアン島。
現地発ツアーだと、入島料や別の寄り道ポイント
などが込み込みで1人2,000円くらい。
我が家は単純に島まで往復したい派なので
ボートタクシーを探します。
ビーチ沿いで往復で4人で500バーツ
(1,700円程)で交渉成立。
さっそくド派手に飾り付けられた
小型のボートに乗り込みます。
出発して10分程でナンユアン島に到着(早っ)
すごい!
タオ島のサイリービーチの数倍綺麗な海が
目に飛びこんできます⤴
さて、まずここでは入島料100バーツが必要。
さらに環境保護のため、
ペットボトルの持ち込みは禁止、
などあれこれルールが・・・。
しかしそれもこれもこの綺麗な海を守るため、
仕方ありません。
2つの小さな島を渡すようにのびる
メインの白砂ビーチは透明度が高い(驚)
隠し持っていたパンを足元に落としてみると、
魚の大群が足元目がけて押し寄せてきます。
その光景は水面からハッキリ見る事ができるほど
とにかく水は透明です。
島には一応レストランがあり、
ピザやハンバーガー、パスタなど観光客向けの
メニューで、問題なく美味しいです。
ちなみにサムイ島から日帰りで来るツアー客は
昼食を食べ14時半頃には帰ってしまいます。
なので15時を過ぎると一気に島内の人が減り
さらにのんびりできます。
個人で訪れている我々も17時には
島を出なければならないルールなのですが、
島で唯一のホテルに泊まると、
一日中邪魔されることなく島を満喫できます。
優雅な宿泊客ですねー。
最後にナンユアン島といえば・・・という
絶景を見に向かいます。
ビューポイントまでは歩いて約10分ですが、
結構な階段と岩を登ることになります(疲)
息を切らせながら頂上の岩の上に立つと
感動的な風景が楽しめますー。
ダイバーの楽園・タオ島からナンユアン島へ、
泳げなくたって潜らなくたって楽しめますよ~
タオ島
Tao Island
Sairee Beach, Koh Tao 84360, Thailand
1番安くタオ島に向かうには、バンコクから夜行バスでチュンポンへ。そこからボートに乗り換えるルートです。バンコクからの現地のツアーも多数。ただ今回は格安のサムイ行き航空券が手に入ったため、サムイからフェリーで向かいました。ナンユアン島へ足を延ばすならサイリー地区で宿泊し、パッケージツアーではなく、個人ボートを見つけて交渉すると、リーズナブルに往復できます。