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Belgium
AUGUST
飲んで食べてスイーツで締める
夢のような半径400mの憂鬱
「ブリュッセル」
25年前はバックパックで
はじめてのベルギーはもう25年以上前。今はもう無きサベナベルギー航空の直行便利用でした。駅から近いユースホステルに泊まり、近くのカフェで食べたワッフルがとてつもなく美味しかったのを鮮明に憶えています。当時も今も、ヨーロッパの主要な都市から鉄道アクセスも良く、空港からも便利・・・申し分ない観光都市健在です。
今回は南スペイン・マラガからパリまでのフライトが、バカンスシーズンとかぶって取れず、たまたま空いていた朝便でのブリュッセル行きを決断。せっかくなので、このグルメフルコースが集結する広場周辺で半日を過ごします。空港から中央駅に到着後目指すのは、文豪ヴィクトル・ユゴーが世界一美しいと称した広場『グランプラス』。・・・っとその前に駅では我が家の恒例、コインロッカー探しがスタート。日本語も対応していることにビックリしつつ、重い荷物を預けて身軽になった後は足取り軽く広場へと向かいます。
魔法のかかった広場を目指す
幸せの包囲網がすごい
世界遺産にも登録されているグランプラスは、四方を煌びやかな建物で埋め尽くすブリュッセルの象徴的な場所。ほとんどが15世紀から17世紀にかけて建築された建造物で、特に目を引くのが中世ゴシック様式の傑作である市庁舎。高さ約96mの塔の頂上には、守護天使ミカエル像が。広場のサイズ自体は意外とコンパクトなんですが建物一つひとつにドラマがあって、他の団体旅行のツアーガイドさんの説明にちゃっかり耳を傾けてしまいました。クリスマスには夢のような光景が広がるそうです~行ってみたい!
まずは名物バケツムール貝
旬の季節になると、ちょっとした話題になるほどベルギーでは楽しみにされている食材のムール貝。ヨーロッパの各地でもちろんいただけますが、バケツ一杯のムール貝を出すレストランが軒を連ねるこのエリアは、貝好きにはたまらないものがあります。今回は白身魚やオサレなベルギー風コロッケポテトフライと一緒に、名物ムール貝のワイン蒸し(超ビッグサイズ)を注文。しかも数時間後にもう一度バケツムール貝をおかわりしに再度レストランに戻ってくるというハマリよう。
本当にクセになりました。
やはり片手にビールは常識
旅之助一家はこの後スイーツ巡りをするためノンアルコールでしたが、周りのみなさん、やはりビールを飲んでいる方が多い!店員さんに「飲み物は?ビールか?おすすめのビールはこれだけどどうする?」と前のめりで聞かれましたが、激しく首を横に振ると、残念そうに去って行きました。
青空の下個性はビールを
とは言え飲まないとは言っておりません。お店を出て主要な観光スポットを散策した後、店先にテーブルが並ぶ良い感じお店を発見し、ついに本場ベルギービールをいただくことにしました。店員さんがサーブしてくれる「Kwak」というビールと、季節限定の「Ehit Krieken」を注文。とっても飲みやすく、季節のビールはベリー系かな?すごくフルーティーで女性が絶対好きな味わいのビールでした。イケメンの定員さんがビールサーブしている姿には相当盛り上がりました。
締めのスイーツは一番の憂鬱
そして最後の楽しみであり、憂鬱なのがスイーツの選定。まぁどこを見てもハズレなしのスイーツ店がひしめき合っているのは一目瞭然。真夏なのでとりあえずごあいさつ代わりにアイスののったワッフルを食べ、さらにアイスを満喫。チョコレート店で大量にお土産を買い占めていると、あっという間にパリへと向かう時間に。半径たった数百メートルの範囲にこれだけ食い倒れ関西人を満足させてくれるものが詰まっているブリュッセル、思った以上に楽しめて満足のお立ち寄り旅でした。